企業インタビュー
山口県へのサテライトオフィス進出第1号企業で、商品の販売情報管理を行うPOSシステムの開発・販売を行っています。また、柳井市民球場の命名権を取得し、地域の少年野球大会を開催するなど、企業市民として地域振興に貢献しています。
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進出のきっかけは?
以前よりBCPの観点から部署の地方分散を重視していましたが、東日本大震災の影響もあり、全ての業務が東京本社に集中していることに対する緊急時のリスク回避の面からも、都市一極集中を解消するため、地方進出を決めました。
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山口県を選んだポイントは?
周防大島サテライトオフィスについては、地方進出をするなら地元に貢献したいと考えていたところ、県や町から廃校を活用しないかとの話があり、通信環境や物流基盤が整っていたことなどが決め手となりました。柳井ラボについては、市民球場のネーミングライツを取得していたことがご縁で開設し、こちらも廃校となった小学校を活用したオフィスです。
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山口県に進出してよかった点は?
人材確保ができるか危惧していましたが、優秀な社員を地元で採用でき無事に開設することができました。また、満員電車に揺られることなく、素晴らしい景色を見ながらの通勤や、静かでゆったりとした環境での勤務など、恵まれた立地だと感じています。
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今後の抱負や展開は?
周防大島サテライトオフィスでは、元図書室に地域の歴史を伝える郷土資料室「嶋末学舎」を開設しました。地域住民が資料を展示し、書籍や写真など約100点を展示しています。今後も地元に根差した企業として、地域に貢献していきたいと考えています。
社員の皆さまの声 VOICE
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このオフィスが開設されたことにより、地元に帰郷することができました。
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夏は、周防大島町の正装(おもてなしの心を表現する)アロハシャツを着用して、リラックスして仕事をしています。
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休日は地域の行事への参加や、BBQや山登りなどを楽しんでいます。以前は気付かなかった地元の良さを感じています。