企業インタビュー
萩市に「萩テクニカルセンター」を開設しました。工場系(半導体、液晶、ソーラーパネルなど)のコンピュータネットワーク設計・構築・保守などの事業を手がけています。萩テクニカルセンターでは、主にソフトウェア開発を行っています。
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進出のきっかけは?
弊社の様な中小企業は、都心部において優秀なIT人材を採用する事が困難になってきており、また人材の流動が激しくKnow-howを残す事が困難になってくると予測された為、地方での人材確保およびKnow-howの保護を目的として進出を決めました
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山口県を選んだポイントは?
役員の一人が萩の出身であることから、様々な情報収集や協力を得やすいということに加え、地域の方々の温かさはもちろん、人材の流動性があまり高くないことや競合他社が少ないということもポイントになりました。 当社のサテライトオフィスが、地元を離れる事が出来ない優秀な人材の雇用の受け皿となることで、地元に貢献できるという想いも強く抱いていました。
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山口県に進出してよかった点は?
業務拡大に必須となる人材確保の面で、Uターン者や情報関係学科が設置されている地元高校の卒業生を採用できました。当社の戦力としてはもちろん、地元雇用の面でも貢献できたと考えており、今後も継続していきたいと考えています。
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今後の抱負や展開は?
まずは、地元のITリテラシーの向上に寄与出来ればと思っています。 既に2020年より実施していますが、萩グローバルIT人材育成協議会に参加し、萩市内の高校生や大学生へ無料でITの勉強が出来る萩IT松下村塾の運営に参加しています。 これにより、若くITリテラシーのある人材が萩に育てば、IT企業が萩市に進出する事が多くなり、IT企業が増えればコミュニティを立ち上げ、共同で面白い事が出来ると思っています。 また、萩は昔から 「学ぶ」ことを重視してきた土地柄であるとともに、有名な観光地でもあるので、都心部からの研修やワーケーションや実証実験などを受け入れたいと思っています。
社員の皆さまの声 VOICE
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高校の授業でプログラミングに興味を持ち就職しました。入社後の本社研修から戻ったとき、ゆっくりとした平和な空気の萩市の良さを実感しました。
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ビデオ会議を利用して、萩からでも東京・大阪などの拠点と打合せができ場所を意識せず働けています。 昨年度は、萩からリモートで首都圏の新入社員向けIT講師を担当しました。
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慣れ親しんだ萩を主拠点に働く体制が私にはとてもあっています。 萩でIT企業に就職することで、この業界に興味を持ち始める後輩も増えてきていることに嬉しさを感じ、自分のモチベーション向上にもつながっています。